インデックス投資

株価暴落で2020年のつみたてNISAはどれも含み損ですが耐えましょう

2020年は不思議な強気相場の中で始まりました。1月初旬に現在の状況を想像できた人は、ほとんどいないでしょう。2月に入ると様子がおかしくなり、21日から株価急落が始まりました。そこからの急落は、まさに「暴落」と呼ぶに相応しい、激しいものでした。

近年の株価動向を振り返ると、2018年年初に株価調整、2018年10月から世界同時株安、2018年12月にブラック・クリスマスと、暗い話題もありましたが、それでも強気相場が継続していました。実際、2019年のつみたてNISAは素晴らしいリターンをもたらしてくれました。

たとえば、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を普通に積み立てた人の利益率は14.9%でした。たったの1年でそうなったのには複数の理由が関係しているのですが、それは単なる含み益ですし、非課税のメリットを最大限に享受するために、20年後を楽しみにするのが良いです。

一方、2020年のつみたてNISAは、株価暴落による下落率が高いため、現在どれも含み損になっています。それをランキング形式でお届けします。

シミュレーション方法

  • つみたてNISA適格商品で、2020年1月4日より前に設定されていたものの多くを対象にしています。
  • 毎月初に33,333円を積立投資する、それを3ヶ月継続します。
  • 2020年3月27日の評価額の利益率の低い順に並べます。
  • 最大下落率も表示します。

1位から40位まで

表が長いので分割しています。まず40位までです。

つみたてNISA利益率の低いランキング:1位から40位まで

  • 1位のEXE-i グローバル中小型株式は、「指定インデックス投資信託以外」の変わり種です。
  • 新興国株式インデックスが上位を占めています。
  • 全世界株式、先進国株式が続きます。

41位から80位まで

つみたてNISA利益率の低いランキング:41位から80位まで

  • 米国株式に続いてバランスファンドが登場します。バランスファンドは最大下落率の割に利益率が低いことが良く分かります。
  • 日経平均連動ファンドが続きます。

81位から120位まで

つみたてNISA利益率の低いランキング:81位から120位まで

  • 世界経済インデックス、セゾングローバルバランスと言った高コストバランスファンドが下位にいますね。
  • ひふみも下位にいます。

121位以降

つみたてNISA利益率の低いランキング:121位以降

  • 株価暴落でも利益率のマイナスの度合いが低いものには、債券比率が高い組成が多く見られます。
  • 株価暴落時に下落率が低いものは、そもそも期待リターンが低いことが多いので、このランキングだけから商品の優劣を決めることはできません。

仲間はたくさんいます

含み損に慣れていない人はつらい思いをしているかも知れません。でもリスク資産とはそういうものです。元本保証の定期預金とは違うのです。

2020年につみたてNISAを始めた人で、含み損になっている仲間はたくさんいます。でも含み損は証券口座の単なる数字に過ぎません。含み損の時に売却しなければ、損失は確定しないのです。そして、よほど運が悪くない限り、非課税期間である20年ガチホできれば、何回か経験してもおかしくない暴落を乗り越えて、大きなリターンをもたらしてくれるでしょう。

必ずそうなると誰も保証してくれませんが、株式投資とはそういうものです。そうです、つみたてNISA適格商品には必ず株式が含まれています。組成によって期待リターンもバラバラですが、それゆえ自分のリスク許容度にあった商品選択が大切です。

最も大事なことは、次の2点です。

  • 積立設定を解除しないこと。
  • できるだけ長く、可能なら20年間、買い持ちすること。

もちろん、20年後に特定口座に移管されてからも、必要になるまで売却しなくてOKです。

どうしても含み損が気になるなら、証券口座にログインしないのも手です。

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