米国株式

米国籍ETFを買い付けない方がいい日ってあるのですか?

次の記事で、毎月積み立てするなら何日が良いのか調べました。

その結果、株式インデックスファンドの場合、20日あたりは避けた方が良いという、アノマリーの存在に気付きました。IVV(S&P500種指数に投資するETF)にもそれが見られました。不思議です。

このアノマリーは、他の米国籍ETFにも見られるのでしょうか。調べてみました。

計算方法

選択した1年以上の年単位の期間において、米国籍ETFを買い付ける日を1日から28日に変更しながら、毎月同額を買い付けた場合に、購入できた株数の差の比率を求めます。

  • 河童証券で購入します。端株数対応、為替手数料も買い付け手数料も無料です。
  • データはETFの取引価格で、配当金は無視、円換算していません。
  • 1日から28日で買い付けた場合に、その年単位の期間で買えた株数を求めます。
  • 最も株数が少なかった日を基準にして、株数の差を%で表します。
  • 買い付け日が営業日でない場合は未来方向に営業日を探します。月末を超えたら過去方向に営業日を探します。
  • 対象ETFが設定された翌年から2019年までで計算します。

この計算方法に納得できない場合は、ここでブラウザの戻るボタンを押して下さい。

また、内容に疑問を抱かれた方は必ず上記記事にも目を通して下さい。

グラフの見方

これはIVVの2001年から2019年の、19年間✕12ヶ月の平均です。これだけ長い期間で説明できない特徴が出るなら、きっと理由があるけど説明できないだけでしょう。

IVVの2001年から2019年の、19年間✕12ヶ月の平均のグラフ

横軸は買い付け日、縦軸は購入できた株数の差の比率です。このグラフだと、赤の矢印の日が最も有利、青の矢印の日が最も不利でした。その差は0.45%程度ありました。

グラフの縦軸に「リターン差」とありますが、「購入できた株数の差の比率」と読み替えてください。

次はIVVの19年間を、1年ごとにプロットしたものです。

IVVの19年間を、1年ごとにプロットしたグラフ

平均から大きく外れた年もあるようですが、このグラフを見つめても、18日あたりに谷がありそうだということが分かります。

以下、平均のグラフのみ掲載します。

SPY:1994年から

SPYのグラフ

17日あたりに谷があります。

VOO:2011年から

VOOのグラフ

SPYもVOOもベンチマークはS&P500種指数なので、対象年数だけの違いだと思います。毎月18日に買い付けていたら、月初に買い付けるより0.8%程度損してたことになります。

VTI:2002年から

VTIのグラフ

IVVにそっくりです。再掲載します。

IVVのグラフ

IVVは2001年からです。ベンチマークより対象期間の要素が大きいのでしょうか。

VT:2009年から

VTのグラフ

米国以外の比率が大きいためでしょうか。ちょっと違いますね。

VWO:2006年から

VWOのグラフ

まるっきり違います。月初に買い付けると最低でした。次は14年間のプロットしたものです。

VWOを14年間プロットしたグラフ

ぐちゃぐちゃですね。

TOK:2008年から

TOKのグラフ

VTよりは米国比率が高いので、この結果には納得できます。

QQQ:2000年から

IVV、VTIに似ています。極端ですけどね。

特典映像

SPYの26年間のグラフを動画にしました。最初にまとめてプロットしたものがあり、続いて1994年から1年ごとのプロットです。

 

理由はあるはず

ある程度長い期間の平均に、このような傾向が見られるのですから、それは偶然ではなくて理由があるはずです。ただ、説明できないか、知らないかだけのことでしょう。

もちろん、信じる信じないはみなさんの自由ですし、こんな細かいことなど気にしないで、「理論通り1日でも早く資金投入するのが良い、以上」とするのもいいでしょう。

でも、もし楽天証券の楽天カード決済による積み立て日が1日じゃなくて、20日あたりだったらものすごく残念な気持ちになります。そして、1日にして欲しいと要望を出しますね。

楽しんで頂けましたでしょうか。

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