今日は問題形式で行きます。全問正解できる人は極めて少ないと思います。
先に問題文だけ掲載します。
- スリムシリーズを販売している8社の名称を答えなさい
- スリムシリーズ9本のうち、つみたてNISA適格でない2本を答えなさい
- スリムシリーズを扱っている8つの販社のうち、9本全部を特定口座で買えるところを全て答えなさい
- スリムシリーズ9本のうち、iDeCoで買えるのは4本だけですが、その商品名と扱っている販社を全て答えなさい
- スリムシリーズを扱っている8つの販社のうち、そもそもつみたてNISAを扱っていないところを全て答えなさい
毎日記事を更新している投信ブロガーでも2問正解できればいい方ではないでしょうか。
では問題文と回答です。
問題1:スリムシリーズを販売している8社の名称を答えなさい
次の8社です。
引用:三菱UFJ国際投信
問題2:スリムシリーズ9本のうち、つみたてNISA適格でない2本を答えなさい
つみたてNISAのことを良く勉強していれば簡単です。でなければ「ウソだろ?」と思うでしょう。
- 国内債券インデックス
- 先進国債券インデックス
どうしてこの2本はつみたてNISA対象でないのでしょうか。実はスリムでない方も、つみたてNISA対象ではありません。そして、つみたてNISAを意識した「つみたてんとうシリーズ」にも該当するものがありません。
どうやら債券のみに投資するインデックスファンドは、つみたてNISAの要件を満たせないようです。株式+債券など混ぜればいいのですが、債券のみは意図的に適用外にされたようです。その理由、金融庁の狙いは分かりません。
僕はNISAことを不勉強だったので、債券のみに投資するインデックスファンドが積み立てNISAの要件を満たせないと分かったのは数日前です。
問題3:スリムシリーズを扱っている8つの販社のうち、9本すべてを特定口座で買えるところを全て答えなさい
これは意外と難問です。
- 楽天証券
- SBI証券
- 岡三オンライン証券
3地域均等型を(まだ)扱っていない販社があります。
問題4:スリムシリーズ9本のうち、iDeCoで買えるのは4本だけですが、その商品名と扱っている販社を全て答えなさい
これはiDeCoとスリムシリーズの両方に興味を持っていないと答えられないでしょう。
iDeCoで買えるのは次の4本だけです。
- 先進国株式インデックス
- 新興国株式インデックス
- 先進国債券インデックス
- バランス(8資産均等型)
どうしてそうなのかは分かりません。たまたま扱っている2社の選択結果が同じだっただけかも知れません。
買える販社は2社だけです。
- 松井証券
- マネックス証券
この2社は共に上記4本を扱っています。
問題5:スリムシリーズを扱っている8つの販社のうち、そもそもつみたてNISAを扱っていないところを全て答えなさい
これも意外に難しいと思います。もちろん僕はこの記事のために調べるまで知りませんでした。
- カブドットコム証券
- GMOクリック証券
- 岡三オンライン証券
まとめ
問題への回答を表にまとめました。
人気のあるスリム先進国株式とスリムバランスで考えると、松井証券とマネックス証券ならiDeCoで買えます。iDeCoを無視すれば、楽天証券とSBI証券の使い勝手がいいでしょう。また、つみたてNISAに対応していない金融機関もあります。メリット・デメリットを良く調べた上で上手に活用したいですね。
またコンテンツに不釣合いな時間をかけてしまいましたが、楽しんでもらえましたでしょうか。
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