節約

固定電話+ADSLで満足してますか?

これは固定電話の基本料金に1,700円ぐらい払っている方向けの記事です。我が家も2013年7月まではそうでしたが、ほとんど使っていない固定電話に毎月1,700円も払うのがあほらしくなり見直しました。現在は税込み550円です。

そもそも固定電話は必要か?

これは見解が分かれるようですが、冷静に考えて携帯電話だけで良いと判断できるなら不要でしょう。固定電話がないと申し込めない契約などもあるかも知れませんが、それは無視できるぐらいまれなケースだと思うので、現在役に立っているかどうかで決めればいいと思います。

基本料金が1,700円だとすると年間22,000円(税込み)にもなります。その価値があるかどうかですね。

固定電話のアナログ回線をADSLで使っている

PCでインターネットを利用するなら何かの常時接続サービスを契約すると思います。ADSLは安価なサービスですが、電話局から自宅までの距離に比例して速度が出なくなります。もし、固定電話は役に立っていないから解約したいがそれだとADSLが使えなくて困るという場合は、違う選択肢があります。光回線+ひかり電話の組み合わせです。

我が家が光回線を検討した時は

固定電話+ADSLだった頃、次の2点が不満でした。

  • ADSLは12Mタイプを契約していたけど電話局から自宅までの距離が長いので2Mbpsぐらいしか出ない。利用料2,100円でこの速度は悲しい。
  • 電話としてはほとんど役にたっておらず、たまにFAXに使うぐらいの固定電話の基本料金1,700円は高い。

それで光回線にしたらどうなるか検討しました。(金額は税抜きです。)

  • ひかり電話は月額利用料が500円。
  • 光回線はプロバイダ料金込みで2年間は月額4,170円ぐらい。
  • 代わりに固定電話の基本料金1,700円がなくなる。

2年間は固定電話+ADSLより安いことが分かりました。3年目からはキャンペーンによる割引が終わるのでひかり電話+光回線+プロバイダ料金で6,000円ぐらいに跳ね上がります。でも固定電話の基本料金1,700円がないので5,300円ちょっと+消費税です。

固定電話+ADSLで3,800円+消費税だったのが3年後には5,300円ちょっと+消費税になりますから支出は増えますが、代わりに光回線の速度を満喫できます。

支出額だけではなくて、その支出に見合う価値を手にしているかどうかという判断基準もいいと思います。我が家にとって固定電話+ADSLはパフォーマンスの悪い支出でした。

昔の日記を見ると、光回線開通日に速度計測し「光に変えて満足です」とありました。

ドコモ光をすすめられる

日記によれば2015年5月に子供スマホを機種変更した際、ドコモ光をすすめられましたが断っています。その時はまだ光回線(フレッツ光)に変えて2年目だったので、ドコモ光に変えたら高くなってしまうからでした。日記にはこうありました。

今年の7月末で思いっきり割が終了します。プロバイダの料金も上がります。そこで、8月からはドコモ光に切り替えた方が安くなります。

で、8月になってからドコモ光に切り替えました。フレッツからの転用だったので何の問題もなかったのですが、この時点で1つ大きな決断が必要でした。

ドコモに囲い込まれる?

固定電話の番号をドコモに人質に取られると言ってもいいかと思います。フレッツ光のひかり電話にする時は固定電話の電話番号がそのまま使えました。フレッツ光からドコモ光に転用する時もそのままでした。が、ドコモ光から別のサービスへ移る場合は現在の電話番号を持って行けないそうです。

また、我が家は携帯もドコモですが、当然囲い込みのために携帯+光で割引を実施しています。現在その恩恵を受けている訳ですが、ドコモ以外の引っ越ししたくなった時に困ります。携帯だけ引っ越ししてドコモ光はそのままという選択もできますが、割引がなくなって不利です。じゃあ光回線ごと引っ越しする場合は、人質にとられた電話番号はあきらめないといけません。

ちょっと待て。固定電話はほとんど使っていないと言っていたではないですか。ならばその電話番号なんてどうでもいいじゃない。確かにそうですね。

ドコモ光に切り替えた時は電話番号のことが気になって、よほどのことがない限りドコモを利用していくのか、と思ったものですが、冷静になればそうでもなかったですね。

では現在ひかり電話+光回線にいくら払っているのか

ドコモの請求書は確定申告書よりもずっと難解なので、ドコモの料金シミュレーションの結果を見ます。

ドコモの料金シミュレーションの結果

引用:ドコモかんたんシミュレーション

選択肢は我が家の実際のものと同じにしてあります。シミュレーション結果は20,160円ですが、実際に払っているのは月額23,000円台です。差額については後で調べます。

ひかり電話+光回線(プロバイダ料金込み)で5,700円です。高くも安くもない一般的な価格でしょうか。囲い込まれている実感がないですね。

では試しにドコモ光を外すと携帯料金がどうなるか見てみましょう。

ドコモ光を外した場合の携帯料金シミュレーション結果

引用:ドコモかんたんシミュレーション

ひかり電話と光回線を外すと15,660円になりました。ということは、差額の4,500円でひかり電話と光回線をプラスしていたとも言えます。こういう計算をする時点で囲い込み戦略にはまっているのかも知れません。

ドコモで光回線を契約することで受けられる光セット割は1,200円です。それにアナログ回線の電話を解約しているので1,700円程度の支払いがなくなっています。悪くない選択だと思いませんか。

光回線を検討しませんか

現在固定電話+ADSLなら、ひかり電話+光回線にしたら料金がどうなるのか検討するのがいいと思います。その際、携帯電話がドコモ、ソフトバンク、auなら各社それぞれ囲い込みのための割引プランを用意しています。最大いくら割引とかいう詐欺的宣伝文句に釣られずに、現在の携帯料金プランのままで光回線を付加したらどうなるのか調べてみるのがいいでしょう。

それにはまず、固定電話とADSLにいくら払っているかの確認です。次に各キャリアのサービスを調べましょう。

ドコモのシミュレーション結果との差額

調べました。(これは2017年11月のものです。)

  • 家族3人共ケータイ補償サービスに入っているので1,500円。
  • シンプルプランの妻が電話した通話料が100円ぐらい。
  • SMSの料金が少々。(ドコモは家族間でもSMSの送信は有料です。)blank
  • ドコモのシミュレーションは税抜き。(これは不誠実ですね。税込み金額も載せるべきでしょう。)

ということで金額は合っていました。

光回線のコスパは高い

トータルで考えると光回線のコスパは高いと思います。ADSLから乗り換えた場合は圧倒的な回線速度の満足感も得られるでしょう。

グラッと来たら行動を始めましょう。

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