我が家は新聞の中では読売新聞が好きで、もう何十年も読売新聞を購読しています。現在月額4,037円を楽天カードで支払っているのですが、夕刊は読むところが本当に少ないので無駄かなあと常々感じていました。
それで妻に「夕刊取るのやめてもいい?」と聞く前に、やめたらいくら節約できるのか調べてみました。
朝刊のみなら3,093円?
”読売新聞 購読料”でGoogle検索して先頭の結果をクリックすると出てきました。
引用:読売新聞
おお、千円近く安くなるじゃないですか。ところがその下に但し書きがあります。これまで知らなかった自分が悪いのですが、我が家は「セット版地域」に属しているので朝・夕刊のセットが基本のようです。
それでも朝刊だけ取るようにはできるそうですが、その場合の販売価格は販売店が個別に決めているとのことです。ネットでは200円から300円しか割引されないとありましたが、販売店に電話して聞いてみました。結果は473円でした。微妙な金額ですね。
473円しか安くならないけど
夕刊で読んでいるページは本当に少ないですが、夕刊やめても473円しか安くならないなら、夕刊やめるのは逆にもったいない気もします。月に25日届くとして1日(夕)分18.9円です。が、なくても一向に構わないものに毎月473円払うのはアホらしいですよね。1年だと5,676円になるし。(期間を長くして計算するとなんだって金額は大きくなるのでこういう計算はほどほどにすべきですが。)
我が家の選択は後ほど。
読売・朝日・毎日はみなそうらしい
全国紙の読売・朝日・毎日は同じ状況のようです。なんかドコモ・ソフトバンク・auの料金が横並びなのに似ていますが、その携帯キャリアでさえ最近はサービスの内容には差があります。
まず、セット版は朝刊と夕刊のセットを基本として紙面を作成しているので、朝刊だけの価格設定がないという主張のようです。でも、朝刊だけを取ることで割引してもらえるのは事実なんですが、ここでも他社との価格競争を避けているのでしょう、新聞社を問わず地域内では差が出ないようにしているらしいです。
他の選択肢
紙面にこだわりがなければ選択肢はあります。以下金額は1ヶ月の購読料(税込み)です。
東京新聞
朝夕刊セットでも一般全国紙より694円安いです。
引用:東京新聞
朝夕刊セット版地域で朝刊のみにした場合の価格は、販売店に聞いてみるしかないです。
日本経済新聞
日本経済新聞は一般全国紙よりも高いです。
配達先の地域による料金の違い
日本経済新聞(宅配)の購読料は、配達先の地域により異なります。
ニュースを1日2回に分けてお届けする朝・夕刊セット版と、1日のニュースを朝刊のみでお届けする全日版に分かれており、購読料が異なります。
朝・夕刊セット版地域は月額税込4,900円、全日版地域は月額税込4,000円です。
全日版地域: 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、新潟県、富山県、石川県、福井県、長野県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県
引用:日本経済新聞
産経新聞
地域によって大きく異なります。東日本だと1,003円も安いです。
引用:産経新聞
地域 | 朝刊のみ | 朝夕刊セット |
東日本 | 3,034円 | なし |
西日本 | 3,034円(統合版) | 4,037円 |
九州・山口 | 3,085円 | なし |
電子版はさらにがっかり
電子版なら紙媒体なし、配達なしなのだからさぞかし安いだろうと思ったらあり得ない高さにさらにがっかりしました。
新聞社 | 価格 |
読売 | 電子版単体販売していません。 |
朝日 | 3,800円、制限付きで980円のコースもあります。 |
毎日 | 3,200円 |
日経 | 4,200円 |
産経 | 1,944円 |
タブレットで無料のニュース読めばいいか
10インチぐらいのタブレット買って、それでよりどりみどりの無料ニュースから好きなの選んで読めばいいかという気になりました。新聞なくしてテレビ欄もスマホで見ろと言うのは無理かなと思いますが、代わりにタブレットを用意すればいいのではないかと。
タブレットに4から5万円出しても新聞やめたら1年で回収できます。
妻に話してあえなく撃沈
妻に聞きました。
- もし新聞がなくなったらどう思う?
- 新聞の代わりにタブレットで無料ニュース読むのはどう?
僕は妻ともめることはほとんどないのですが、この件では珍しくもめました。妻は新聞を紙媒体で読みたいとのことです。
妻に「夕刊やめたらー」と言われて決心しました。
結論です。来月から朝刊だけに変更します。
販売店に電話して変更完了
読売新聞の購読、1年単位で契約しています。その途中なので嫌がられるかなとも思いましたが、すんなり変更してくれました。クレジットカード払いですが来月分の請求はこれからなので、来月からの変更で問題ないとのことでした。
でもこれは販売店で違うと思います。皆さんの場合、頑張って交渉しないといけないかも知れません。
来月から夕刊は届きません。ちょっとさみしい気もしますが(何言ってんだ)要らないなあと感じていたものなのでスッキリです。
正直見直してみて良かったです。見直すまで全く知らなかったことが分かったことも収穫でした。
新聞購読料は経費にできる?
個人事業主向けのブログなんだからこの話題は避けて通れないでしょう。
僕の理解はこうです。
- 事業で必要だと説明できるなら、経費(勘定科目は新聞図書費)にできます。
事業で必要な理由ですか?
- 事業に必要な情報を入手するため。
- 事業目的のブログの記事作成に新聞の購読は欠かせないから。
- 事業していないならもう購読していないから。
でどうでしょうか。僕はもちろん経費にしていますよ。
2018年12月16日追記
読売新聞が値上げされます。うちは朝刊のみで3,564円が4,000円に436円値上げされます。朝夕刊セットだと4,037円から4,400円なので値上げ幅は363円と、値上げ幅に関して言うと朝刊のみは割高ですね。でもだからと言って読まない(とっていなくてもなんら問題のない)夕刊をとろうとは思いません。
2019年6月27日追記
新聞を朝刊のみに変更して1年半になりますが、不便とも淋しいとも思いません。朝刊は必要ですし、新聞休刊日翌日の月曜日の朝は淋しい思いをしますが、夕刊は要らないです。
現在は夕刊ありだと月額4,400円、夕刊なしだと4,000円で400円安いです。要らないものに毎月400円、年間4,800円も余分に払うことはないですよね。
2019年7月6日追記
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