米国株式

NYダウインデックスの大量購入は収まったようです

株価暴落に、NYダウインデックスファンドが大量に買われていました。どう考えても不自然でした。

金融機関が積極的な販売攻勢をしたのではないかと思ったくらいです。でも、その大量購入も収まったようです。

急落したNYダウ

次はeMAXIS NYダウの設定来の基準価額の推移です。右端は2020年5月1日ですが、余白を追加しています。

eMAXIS NYダウの設定来の基準価額の推移グラフ

3月24日に最高値から36.5%下落して底を打ち、現在最高値から19.4%の水準まで回復しています。

次は株価暴落が始まってからの様子です。

eMAXIS NYダウの株価暴落開始後の基準価額の推移グラフ

底を打ってから回復中とは言え、最高値からマイナス20%近辺をウロウロしています。

eMAXIS NYダウ

ここからはNYダウ指数に連動する、主なインデックスファンドの資金流出入額の累計と、営業日ごとの資金流出入額の推移を見ます。

次はeMAXIS NYダウです。株価暴落後、大量に買われています。

eMAXIS NYダウの資金流出入額の累計

2020年年初からの、営業日ごとの資金流出入額の推移を見ると、3月末で暴落前の状態に戻っていることが分かります。

eMAXIS NYダウの資金流出入額の推移

なお、NYダウ指数連動商品で、つみたてNISA適格なのは、eMAXIS NYダウだけです。

iFree NYダウ

iFree NYダウはびっくりするほどは買われていませんね。実は、NYダウに投資するなら一番おすすめなのがiFree NYダウなんですけどね。

iFree NYダウの資金流出入額の累計

でも暴落後に資金流入が増えたこと、そのピークが過ぎたことが良く分かります。

iFree NYダウの資金流出入額の推移

たわらNYダウ

たわらNYダウもびっくりするほど買われています。急激にハネあがっています。でもこの商品を選択するところに、センスのなさが表れています。

たわらNYダウの資金流出入額の累計

大幅な資金流入は3月末で終わっています。期末の追い込みだったのでしょうか。

たわらNYダウの資金流出入額の推移

トータルコストは、たわらNYダウよりも、iFree NYダウの方が明らかに安いです。そのことはかなり前から分かっているので、たわらNYダウを選択した時点で、「残念な投資家」決定です。

実は、残念な投資家だから今回こうして買わされているのかも知れません。

One NYダウ

見事に折れ曲がっています。傾きが急なのは3月末まででした。このOne NYダウは、残念ながら典型的なボッタクリ商品です。

One NYダウの資金流出入額の累計

資金流入は4月に入ると元に戻りました。

One NYダウの資金流出入額の推移

販売しているのはみずほ銀行系のみ、マザーファンドはたわらNYダウと同じ、税込み信託報酬0.66%、購入時手数料ありと、情弱御用達商品です。

やっぱり、みずほ銀行からの電話で「安くなっているから買い増ししませんか?」とでも言われのでしょうか。

SMTAM NYダウインデックス

SMTAM NYダウインデックスも暴落で大きく買わました。税込み信託報酬が0.759%もする過去の商品なんですけどね。どうして他のローコスト商品でなくて、これを買ってしまうのでしょう。

SMTAM NYダウインデックスの資金流出入額の累計

大幅な資金流入は3月末で終わっています。不自然ですよね。

SMTAM NYダウインデックスの資金流出入額の推移

SMTAM ダウ・ジョーンズインデックス

SMTAM ダウ・ジョーンズインデックスも暴落で大きく買われました。これも税込み信託報酬が0.759%もする過去の商品なんですけどね。僕には理解できません。

SMTAM ダウ・ジョーンズインデックスの資金流出入額の累計

資金流入は4月4日ぐらいから元に戻りました。

SMTAM ダウ・ジョーンズインデックスの資金流出入額の推移

三井住友NYダウ・ジョーンズインデックス

三井住友NYダウ・ジョーンズインデックスも暴落で急激に買われました。これも税込み信託報酬が0.748%もする過去の商品なんですが、この商品の怖さはそこではありません。

三井住友NYダウ・ジョーンズインデックスの資金流出入額の累計

資金流入は4月に入ると元に戻りました。

三井住友NYダウ・ジョーンズインデックスの資金流出入額の推移

この商品は償還日が2023年11月6日です。あと3年半以内にNYダウ指数が回復しなかったらどうなるかなんて、そもそも考えちゃいないでしょ。おそらく、受益者はりそな銀行から買っていると思いますが、はっきり言って喰い物にされています。

償還日を迎えたら、その時含み益だろうか含み損だろうが、別の高コスト商品を勧められるに違いありません。いいお客さんに違いありません。

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ネット証券で投資信託を買えば、電話で勧誘されることはまずないでしょう。少なくとも、楽天証券、SBI証券、松井証券から電話がかかってきたことはありません。

NYダウインデックスファンドが不自然な買われ方をした、本当の理由は分かりません。でも、どうしても、金融機関の電話攻勢を想像してしまいます。

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