2022年に、つみたてNISAで毎月初同額を投資した場合の、リターン実績ランキングを作成しました。この記事の対象となった、つみたてNISA適格商品は194本でした。
2022年の株価はドル建てだと大幅に下落、円建てだとそれなりの下落です。つみたてNISA適格商品のほとんどは為替ヘッジなしなので大幅な下落は免れていますが、多くがマイナス(含み損)です。
自分が投資している商品と較べて他の商品がどうなのか、チェックしてみるのも悪くないと思います。
ではお楽しみください。
シミュレーション方法
- つみたてNISA適格商品で、2022年1月4日より前に設定されていたものの多くを対象にしています。
- 毎月初に同じ額を積立投資する、それを12ヶ月継続します。
- 2022年12月末の評価額の利益率順に並べます。(積立投資のパフォーマンス順ということです。)
1位から40位まで
表が長いので分割しています。まず40位までです。代表的な商品を黄色に塗っています。
- NYダウインデックスが踏ん張っています。
- 7位以下はマイナスです。2022年は厳しかったですね。
- 国内株式は良かった方ですね。
41位から80位まで
- ひふみは期待外れでした。
- バランスファンドが増えてきました。
- 含み損が大きくなってきました。
81位から120位まで
- 株式100%インデックスとバランスファンドの成績が、どちらも含み損で変わりせんでした。
121位から160位まで
- 2022年は厳しかったですが、我慢です。みんなそうだから。
161位以降
- 最下位商品に為替ヘッジありの先進国株式が並びました。これはしょうがないですね。
成績一覧を視覚化
横軸を順位、縦軸を利益率のグラフにしました。
つみたてNISAしているけど含み損がつらいって方は、他の方もたいていそうだから泣かないで我慢(買い持ち)を続けることですね。
まとめ:2022年は我慢の年でした
現在、株式市場はコロナショック後の異常な金融緩和バブルのツケを払っている最中です。円安効果で円建ての商品は対して下落していませんでしたが、それも修正されつつあります。総じて、つみたてNISAしている人にとって2022年は我慢の年になりました。
そして2023年もしばらく厳しい状態が続く気がします。
つみたてNISAは非課税期間の40年、ガチホを継続することでそのメリットを最大限に活かすことができます。2022年は我慢の年でしたが、5年、10年が経過すれば買い持ちを継続してて良かったと思えることでしょう。