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SMT TOPIXインデックス・オープンの運用コストと評価

インデックス投資歴の長い方にとって、SMT TOPIXインデックス・オープン(旧STAM TOPIXインデックス・オープン)は懐かしく思えるかも知れません。eMAXIS TOPIXより一足先に設定されましたが、信託報酬引き下げの動きは鈍かったです。

そしてニッセイTOPIX登場以降の超ローコスト化競争には参戦しませんでした。その役目は廉価版であるi-SMT TOPIXが担うかと思われましたが、苦戦中です。

SMT TOPIXインデックス・オープン

2008年1月9日に税抜き信託報酬0.46%で設定されました。その後2回引き下げられ、現在は0.370%です。次はSMT TOPIXインデックス・オープンの信託報酬引き下げ履歴です。

信託報酬引き下げ履歴表

  • 金融機関を選ばないと、購入時手数料税抜き2%(上限)を徴収されてしまいます。
  • 解約時信託財産留保額0.05%が設定されています。

SMT TOPIXインデックス・オープンは、つみたてNISA適格です。

運用コスト

次は運用報告書から計算した運用コスト(トータルコスト)です。

運用報告書から計算したトータルコスト表

支配的なのは信託報酬です。

リターン比較

eMAXIS TOPIXとの比較

次はSMT TOPIXインデックス・オープンが税抜き信託報酬を0.37%に引き下げた、2012年4月20日から2021年4月30日までの、eMAXIS TOPIXとの比較です。eMAXIS TOPIXの税抜き信託報酬は0.40%固定です。

SMT TOPIXインデックス・オープンとeMAXIS TOPIXのリターン比較グラフ

青のラインはリターン差で、SMT TOPIXインデックス・オープンーeMAXIS TOPIXです。SMT TOPIXインデックス・オープンの方が低コストなので、青のラインは右肩上がりで推移するのが期待値です。

赤の矢印のところにできた段差は、SMT TOPIXインデックス・オープンが分配金を出したことによるものです。このように、過去に分配金を出したことがあるファンドも散見されます。

ニッセイTOPIXとの比較

次はニッセイTOPIXの設定直後を避けた2015年5月15日から2021年4月30日までの、SMT TOPIXインデックス・オープンとのリターン比較です。

ニッセイTOPIXとSMT TOPIXインデックス・オープンのリターン比較グラフ

青のラインはニッセイTOPIXーSMT TOPIXインデックス・オープンです。複利効果で弓なりに曲がっています。コロナショックによる株価暴落時に凹んでいるのは正常です。

売れ行きは

次は設定来の資金流出入額の累計の推移です。純資産総額は191億円です。

設定来の資金流出入額の累計の推移グラフ

驚いたことにまだ買われています。

次はeMAXIS TOPIXもプロットしたものです。純資産総額は193億円です。

eMAXIS TOPIXもプロットしたグラフ

緑のラインがeMAXIS TOPIXです。2016年以降は資金流出傾向です。もっとローコストな選択肢がたくさんあるのですから、高コスト商品は売れなくなって当然ですが、現実はちょっと違います。

評価:もっとローコストな選択肢の方が良いです

今どきTOPIX連動インデックスに税抜き信託報酬0.37%を払うのはもったいないです。最安水準は0.14%です。低コストで人気が高く、純資産総額が十分で繰上償還リスクが低いものが良いです。

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