2022年12月の運用成績を振り返ります。なお、この形式での運用成績公開はこれが最後になります。
全体
スリム先進国株式に4,033万円投資しています。
スリム先進国株式しか買っていません。右端の列は損益率の差で、単位は%ポイントです。11月に続いて12月も大幅に減りました。評価額は425万円も下がりました。
- 我が家にとってこの投資元本はとても大きいので、スリム先進国株式のリスクが限度です。
- 毎月の変動が大きいですが、俯瞰するとノイズです。
- 2022年は基本的に減ると思っていました。変動率が高かったものの、そして実際減ったものの、下がり続けたわけではありませんでした。
- 2023年はもっと厳しくなりそうです。
iDeCo口座
シン・NISAの登場により我が家にとってiDeCoは魅力のないものになってしまいました。僕は67,000円、妻は47,000円拠出していましたが、ともに2023年から5,000円(最低額)に引き下げます。また、解約可能になったらできるだけ早いタイミングで売却したいです。
特定口座
2022年は特定口座での積立はポイントの再投資を除いて行ってません。無リスク資産とのバランス的にポートフォリオが完成状態に近いためです。
NISA口座
2022年分の非課税枠は、僕も妻も次の計画で埋めました。(埋め終わっています。)
- 毎月初に10万円の積立投資。(うち5万円はクレジカード決済)
- 基準価額が下がったら前倒しで投資。
2023年分の積立設定も同じです。2024年からはシン・NISAになります。
2022年は成長せずでした
次はスリム先進国株式の2020年年初からの基準価額の推移です。
青のラインは現在価額です。水色のラインは平均取得価額です。その差が含み益ですね。現在の積立投資額は元本に対して十分小さいため、この相場でも平均取得価額はあまり上がりません。同じことは少し下落した時に投資したところで平均取得価額はあまり下がらないことを意味しています。それが分かっているので、株価が上がった下がったというニュースには鈍感になっています。
2022年は一定のレンジで上下動しました。結果的には成長できずでしたが、円安効果でこの程度で済んだのが実情で、本来ならもっと大きく下落しているところです。
コロナショック後の金融緩和バブルは終わりました。低迷だけは避けて欲しいものです。2023年はもっと厳しくなると思いますが、長期低迷だけは避けて欲しいものです。
出口戦略を再考中です
シン・NISAの登場と、為替ヘッジ付き債券ファンドの問題が明らかになったことで、懸案の出口戦略を再考中です。これまでは、ある時期に一気に出口戦略を発動してリスク資産の比率を下げる計画でしたが、シン・NISA+個人向け国債変動10年で心地よいところはどこなのかを考えています。
そのこともあり、これまで長らく続けてきた運用成績公開も、この形式のものは2022年末で終了とします。毎月楽しみにしていた方、ごめんなさい。