2019年5月の運用成績を振り返ります。
全体
スリム先進国株式に1,764万円投資しています。
- 投資額は先月から21.4万円増えました。定常の積み立て投資分だけです。2月6日以降追加投資は一切していません。基準価額は下がっていますが、まだ追加投資を再開する条件を満たせていません。
- スリム先進国株式しか買っていません。含み益は先月から大きく減りました。右端の列は損益率の差で、単位は%ポイントです。
- 積立投資だけなので暇です。
iDeCo口座
僕は67,000円、妻は47,000円拠出しています。どちらも個人事業主なので最大68,000円拠出可能なのですが、次の理由で少ないのです。
- 僕は国民年金の付加年金を利用しているためです。
- 妻は国民年金基金を利用してしまったためです。こいつは一度利用開始すると完全に終わらせることができない地獄仕様です。
特定口座
2月から特定口座での積み立ては次の2件に変更しています。
- 僕が特定口座で5万円を楽天カード決裁で積立。
- 妻が特定口座で5万円を楽天カード決裁で積立。
次は世界同時株安が始まる前からのスリム先進国株式の基準価額の推移です。
5月は米中貿易摩擦の激化、ファーウェイへの制裁の影響もあって株価は大きく下落しました。先月「もう世界同時株安からは脱却したと言っていいでしょう。」と書きましたが、新たな世界同時株安が始まっているのかも知れません。
でもスリム先進国株式の基準価額は最高値からまだマイナス7.4%の水準です。僕はマイナス10%を超えたら追加投資を再開すると決めています。
それまでは暇でも積立投資だけです。
NISA口座
今年の非課税枠は世界同時株安で基準価額が大きく下落していた1月に使い切りました。世界同時株安から回復中の今から見れば、この上なく良い判断でした。
ジュニアNISA口座
子供のジュニアNISAでもスリム先進国株式を積み立てています。
今年の非課税枠80万円は1月に使ってしまいました。これも良い判断でした。
すぐに回復すると思えません
世界経済の減速は明らかですし、米中貿易摩擦問題が数ヶ月以内に解決するとは思えません。4月までは市場関係者の多くは楽観的でしたが、5月に入って急変しました。それはファーウェイへの制裁の発動で決定的になりました。
米中間の覇権争いが深刻すぎて、英国のEU離脱問題など無視されていると言ってもいい状態です。
僕は次の理由により2019年中は強気相場のままであって欲しいのですが、もう無理だと思っています。
- 消費税増税は今年やってしまった方がいいと思うから。
- 景気が加熱して米国が金利を上げてから暴落する方が、暴落で低迷する期間が短いと思うから。
でも我が家の投資方針に変更はありません。現在入金力を温存中で、追加投資を行う条件(最高値から10%以上下落)が満たされるまで現状維持を続けます。