2019年7月の運用成績を振り返ります。
全体
スリム先進国株式に1,806万円投資しています。
- 投資額は先月から21.4万円増えました。定常の積み立て投資分だけです。2月6日以降追加投資は一切していません。
- スリム先進国株式しか買っていません。右端の列は損益率の差で、単位は%ポイントです。
- 積立投資だけなので暇です。不思議なくらい強気相場が続いています。
iDeCo口座
僕は67,000円、妻は47,000円拠出しています。どちらも個人事業主なので最大68,000円拠出可能なのですが、次の理由で少ないのです。
- 僕は国民年金の付加年金を利用しているためです。
- 妻は国民年金基金を利用してしまったためです。こいつは一度利用開始すると完全に終わらせることができない地獄仕様です。
特定口座
2月から特定口座での積み立ては次の2件に変更しています。
- 僕が特定口座で5万円を楽天カード決裁で積立。
- 妻が特定口座で5万円を楽天カード決裁で積立。
次は世界同時株安が始まる前からのスリム先進国株式の基準価額の推移です。
世界同時株安でクリスマスの底を打ってから4ヶ月かけて回復過程にありました。5月に中国がちゃぶ台返し的な行動に出たこと、それを契機にファーウェイへの制裁を始めたことから株価は大きく下落しました。
ところが米中貿易協議はほとんど進展しないままなのに、景気減速の懸念から利下げ観測が強まると株価が上昇するというバブリーな状況が続いています。米中貿易戦争については楽観的と悲観的なニュースが出ては消えますが、どちらも大して大きな影響を与えていません。
スリム先進国株式の基準価額も最高値まで1%程度のところまで回復しました。米中貿易戦争激化の前の水準に戻したということです。
8月はこのまま強気相場が続いて世界同時株安前の水準を大きく超えて欲しいです。そして多くの人が「あり得ない」と思うほど基準価額を上げてから(いつになるかは分かりませんが)どかんと暴落するのが希望です。
なお、僕は最高値からマイナス10%を超えたら追加投資を再開すると決めています。
それまでは積立投資だけで、入金力を温存します。
NISA口座
今年の非課税枠は世界同時株安で基準価額が大きく下落していた1月に使い切りました。世界同時株安から回復中の今から見れば、この上なく良い判断でした。
ジュニアNISA口座
子供のジュニアNISAでもスリム先進国株式を積み立てています。
今年の非課税枠80万円は1月に使ってしまいました。これも良い判断でした。
これってバブルじゃないの
FRBの元議長アラン・グリーンスパンだって「バブルかどうか、はじけてみるまで分からない」と発言したそうです。
僕は現在の強気相場が気持ち悪いです。市場は悪い材料のことをすぐに忘れ、良い材料を株価上昇の燃料にしているように思えるのです。でも景気後退(リセッション)の兆候は確かに現れてきているので、1年以内には(不謹慎ながら)待望の暴落を経験できるでしょう。
経済のサイクル上、リセッション入りは不可避、なら暴落も不可避ですよね。でもその開始時期も規模も期間も予見できません。そして我が家は暴落が近いとしても投資行動は変わりません。条件を満たすまでは積立投資のみです。暴落への備えは特にないと言うかもうできていると言うか、始まるのを待つだけです。
あと3年もしたら上記サイトに新たなバブルの風景が追加されるかも知れません。たとえばこんな感じで。