2020年2月の運用成績を振り返ります。
全体
スリム先進国株式に1,837万円投資しています。
投資額の増加は定常の積立投資分だけです。2019年2月6日以降追加投資は一切していませんでしたが、3月から再開します。
- スリム先進国株式しか買っていません。右端の列は損益率の差で、単位は%ポイントです。ここは全く気にしていません。
- 世間では急激な株価下落で含み益がとか損益がとか騒がしいですが、強がりでなく、僕は全く気にしていません。今はそれを気にする時ではないからです。
iDeCo口座
僕は67,000円、妻は47,000円拠出しています。どちらも個人事業主なので最大68,000円拠出可能なのですが、次の理由で少ないのです。
- 僕は国民年金の付加年金を利用しているためです。
- 妻は国民年金基金を利用してしまったためです。こいつは一度利用開始すると完全に終わらせることができない地獄仕様です。
iDeCoでしかできない妄想を実行しています。2月4日に全額定期預金にスイッチング指示を出しました。
次はスリム先進国株式の2019年12月16日からのリターンの推移です。
赤の矢印の位置で売却されました。青の水平線の水準より十分下がってから買い直すことができれば、賭けに勝ったことになります。その後、突然堰を切ったようにように株価下落が始まり、スリム先進国株式の基準価額も急落しました。それで、10%ずつ買い戻すスイッチングの指示を出し始めました。3月5日からスリム先進国株式が買付されます。(全部で指示を10回出さないといけないのですが、せっかくなので頑張ります。)
特定口座
現在特定口座での積み立ては次の2件です。
- 僕が特定口座で5万円を楽天カード決裁で積立。
- 妻が特定口座で5万円を楽天カード決裁で積立。
次は世界同時株安が始まる前からのスリム先進国株式の基準価額の推移です。2月28日までのものです。
世界同時株安前の最高値を超えられないまま1年が経過しましたが、その水準(黄色の水平線)を超えてからは不思議な強気相場が継続していました。米中貿易交渉の第一段階の合意内容は空疎なものだったにも関わらず、そんなことはどうでも良いかのように株価は上昇しました。
中国発の深刻な問題も、先進国株式は反応が希薄、WHOが遅ればせながら緊急事態宣言を出しても他人事のような感じでしたが、突然急落が始まりました。現在は青の水平線の水準で、2018年10月に始まった世界同時株安前の高値より安くなりました。現在、最高値から-12.6%です。追加投資の発動条件が満たされました。
来週からどうなるかが気になります。
NISA口座
我が家は新NISA制度の登場を大歓迎しています。
2020年分の非課税枠は、毎月初10万円の積立投資+株価下落時の前倒しで投資する方針です。追加投資はまずこの非課税枠から埋めていきます。
追加投資ルール
13ヶ月発動することがなかったわけですが、ついに最高値から10%以上下落したので、3月2日から毎営業日スポット購入を行います。
雑念が入るとうまく行かないので、追加投資は機械的に行えるよう、あらかじめルールを決め、下落率から計算した追加投資額に従うようにします。
このまま暴落するのか
一般的に、最高値から10%以上下落すると、調整に入ったと言われます。20%以上下落すると、弱気相場に入ったと言われます。どれだけ下落したら暴落と呼ぶのか、明確な定義はないようです。
今回の下落も今後どうなるのか、現時点で正確に予測できる人はいません。そもそも、2月21日からの急落を予測できた人がどれだけいたでしょうか。
世の中には短期間で回復すると見る強気派と、回復には時間がかかると見る弱気派がいます。これは自然なことです。僕はもともとビビり性なので、弱気派です。
僕は、スリム先進国株式の基準価額が最高値から10%以上下落している間は、追加投資用資金がある限り、機械的に追加投資を継続するだけです。