2020年3月の運用成績を振り返ります。
全体
スリム先進国株式に2,254万円投資しています。
3月2日から追加投資を再開しました。13ヶ月ぶりです。投資元本は2月末から417万円増えました。
- 実は妻が3月から別枠で楽天米国レバレッジバランスを買っていますが、ここには載せません。
- スリム先進国株式しか買っていません。右端の列は損益率の差で、単位は%ポイントです。ここは全く気にしていません。
- 世間では株価暴落で何かと騒がしいですが、強がりでなく、僕は現在の含み損を全く気にしていません。今はそれを気にする時ではないからです。
iDeCo口座
僕は67,000円、妻は47,000円拠出しています。どちらも個人事業主なので最大68,000円拠出可能なのですが、次の理由で少ないのです。
- 僕は国民年金の付加年金を利用しているためです。
- 妻は国民年金基金を利用してしまったためです。こいつは一度利用開始すると完全に終わらせることができない地獄仕様です。
iDeCoでしかできない妄想を実行しました。
その結果、幸運なことに、平均取得価額を下げることができました。
- 僕は10,442円から8,752円に、16.2%下がりました。
- 妻は10,603円から9,087円に、14.3%下がりました。
できすぎです。
特定口座
現在特定口座での積み立ては次の2件です。
- 僕が特定口座で5万円を楽天カード決裁で積立。
- 妻が特定口座で5万円を楽天カード決裁で積立。
次は世界同時株安が始まる前からのスリム先進国株式の基準価額の推移です。3月30日までのものです。
2月21日に始まった株価急落は、史上初と言われるほど短期間に急激な下落率を記録し、今では誰もが暴落と認めています。
黄色の水平線は最高値からマイナス10%の水準です。基準価額がこれ以下になると、追加投資を行うルールでした。これは約13ヶ月満たされないままで、その間は通常の積立投資しか行っていませんでした。そして、ついにその条件が満たされたので、3月2日に追加投資を再開しました。それ以来、毎営業日追加注文を出し続けています。
株価は乱高下しており、底を打ったとの見方もあれば、新たな底を試す展開になるとの見方もあります。それを正確に予測できれば大きな利益を上げられますよね。まあ分かるわけありません。
それでも、おそらく僕の人生でスリム先進国株式をこんなに安く買えるチャンスは二度と来ないと思われます。現在、最安値からはいくらか高い水準ですが、俯瞰して見ればとんでもなく安いので、日々の変動に惑わされることなく、下落率を基準にして機械的に追加投資を継続します。
NISA口座
我が家は新NISA制度の登場を大歓迎しています。
2020年分の非課税枠は、僕も妻も追加投資により埋め終わりました。
追加投資ルール
雑念が入るとうまく行かないので、追加投資は機械的に行えるよう、あらかじめルールを決め、下落率から計算した追加投資額に従うようにしています。が、この暴落で激安になっている時に、予定していた資金を全部投入してしまいたいと思うようになり、追加投資のペースを上げています。
僕としてはまだしばらく、マイナス30%あたりをウロウロしてくれると都合がいいのですが、さて、どうなりますでしょうか。
暴落はいつ底を打ち、回復に向かうのか
ほとんどのアナリストは今回の暴落を予見できませんでした。感染症の拡大が全世界で止まらなかったにもかかわらずです。暴落前は、米国経済は2020年には景気後退(リセッション)入りしないと、とんでもなく強気でした。だから、それらアナリストの今後の予想などあてになりません。誰にも分かるわけないのです。
これはあるシンプルな現実を示唆しています。暴落すると、底値で大量に買い注文を出したくなるのが人情ですが、そんなことはそもそも不可能だということです。よっぽど運が良ければできるかも知れませんが、まさに運任せです。
そのため、僕は最初から底を狙わず、最高値からマイナス10%以下の水準なら、下落率を元にした金額を追加投資しています。これが期待通りに行くかどうかは、暴落のパターン次第です。結局、これも運任せであることに変わりはありません。ただ、大当たりを狙わない分、全部ハズレにもなりません。