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eMAXIS Slim米国株式2,000万円をSBI証券から楽天証券に移管する損得勘定

ブロガーのMBA太郎さんは、SBI証券で保有していたeMAXIS Slim米国株式2,000万円を楽天証券に移管されました。

理由は、SBI証券だと投信マイレージが年率0.02%なのに、楽天証券だと(10万円未満の端数を無視すると)年率0.048%だからです。この差は、特に保有資産額が増えると、無視できません。

SBI証券で保有しているeMAXIS Slim米国株式を、楽天証券に移管するには手間と手数料がかかります。それと「やる気」が必要です。自分の保有額だと、もらえるポイントの差額は大したことないから、手数料を払ってまで移管する気にならない、という人もいるでしょう。それは受益者次第です。でも、やる気があるかないかで、いろんなところに差が出るのは事実です。

以下、eMAXIS Slimをスリムと表記します。

特定口座間の移管

SBI証券と楽天証券の両方で販売されている投資信託は、特定口座間で移管できます。移管は保有口数がそのまま移動するだけなので、移管中に操作ができないことを除けば損も得もしません。

僕もスリムバランスをSBI証券から楽天証券に移管したことがあります。

手数料3,240円、18日で移管できました。

一方iDeCo口座の移管では、一度現金化されて移管後のiDeCo口座で指定した商品が購入されます。その現金は受益者の手に触れない形で移動しますし、課税されることはありませんが、たとえ移管前と移管後の口座に同一商品があっても、口数の移動はできません。また、移管に長い日数がかかります。僕はiDeCo口座を2回移管させましたが、全行程は2~3ヶ月、資産が口座間を移動中で何も操作できないのは16日程度でした。

証券会社によっては移管できないところがあるので注意が必要です。

現在では「基本的に受け付けておりません」に変わっています。証券会社を選択する場合、移管について確認した方がいいです。

スリム米国株式が2,000万円

スリム米国株式が信託報酬を税抜き0.088%に引き下げたことで、SBI証券のマイレージが年率0.03%から0.02%に下がりました。そのため、楽天証券のポイントプラグラムとの差が0.028%ポイントに広がりました。

スリム米国株式を2,000万円も保有していると、付与されるポイント差は年間5,600円になります。移管手数料税込み3,300円は7ヶ月程度で回収でき、それ以降は楽天証券の大盤振る舞いが続く限り、効果が持続します。そして、S&P500種指数の伸長に伴って自然に増えます。暴落すれば減りますけどね。

また、あくまで現状のままならですが、SBI証券の場合、スリム米国株式の信託報酬がさらに下がった時には、マイレージが年率0.01%に減額されるかも知れません。楽天証券は商品に関わらず年率0.048%です。

楽天証券の大盤振る舞いを応援するには

楽天証券が大盤振る舞いを続ける理由は、トップのSBI証券に大きく水をあけられているからでしょう。でも効果の上がらない高コストな施策は見直しの対象になります。インデックス投資家が、投資信託の購入をSBI証券ではなくて楽天証券ですれば、大盤振る舞いを応援することになるはずです。SBI証券との競争に勝って、大盤振る舞いの必要がなくなればやめるでしょうけど、そう簡単にはならないでしょう。

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そうは言っても、みんな知っているように、条件の良いサービスは永続的である保証などなく、常に改悪されるリスクがあります。だからグズグズしないで、さっさと条件の良いサービスを利用すべきです。

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