米国株式

株価暴落後もiFreeレバレッジS&P500/NASDAQ100が買われています

株価暴落前は、近年の強気相場に後押しされてでしょうか、レバレッジ型ETFが人気でした。株価暴落で狼狽売りしたという話も耳にしましたが、逆に買い増ししている人もいるようです。狼狽売りするぐらいなら、最初から買うべきではなかったですね。逆にこの状況で買い増しできる人は、心臓に毛が生えていますね。

レバレッジ3倍の米国籍ETFを買うのは敷居が高いけど、レバレッジ2倍のインデックスファンドなら買ってもいいかな、そんなニーズに応えるのが、次の2商品です。

  • iFreeレバレッジS&P500
  • iFreeレバレッジNASDAQ100

僕にとっては予想外でした(失礼)が、この2商品、運用は目論見書通りでした。

どちらも購入時手数料税抜き2.0%が設定されています。これはひどいと思いましたが、最近の投資信託の購入時手数料を無料化する流れのおかげで、証券会社を選べばノーロードになりました。そのため、より気軽に投資できます。

2月21日から株価暴落が始まりました。それから7週間、現在半分戻した水準をウロウロしていますが、iFreeレバレッジS&P500/NASDAQ100が急激に買われています。ポロポロ売りも見られますが、大丈夫でしょうか。株価はこれからもっと下がるかも知れませんが、買い持ちできるでしょうか。あるいは、長期保有する気なんか最初からないのでしょうか。

iFree S&P500とiFreeレバレッジS&P500のリターン比較

次は、不思議な強気相場が続いた、2019年10月からの、iFree S&P500とiFreeレバレッジS&P500のリターン比較です。右端は2020年4月10日です。

iFree S&P500とiFreeレバレッジS&P500のリターン比較グラフ

緑のラインがiFree S&P500、赤のラインがiFreeレバレッジS&P500です。2倍レバレッジなのでグングン上昇しますが、急落の度合いも半端ないです。iFreeレバレッジS&P500に投資する人は、この特性、リスクを十分に理解しておく必要があります。

iFreeレバレッジS&P500の最高値からの下落率はマイナス58.2%です。そこから少し戻しましたが、現在の含み損が気になるような人には向かないでしょう。

iFree NEXT NASDAQ100とiFreeレバレッジNASDAQ100のリターン比較

次はiFree NEXT NASDAQ100とiFreeレバレッジNASDAQ100のリターン比較です。比較期間は同じです。

iFree NEXT NASDAQ100とiFreeレバレッジNASDAQ100のリターン比較グラフ

緑のラインがiFree NEXT NASDAQ100、赤のラインがiFreeレバレッジNASDAQ100です。10月以降、NASDAQ100総合指数はS&P500種指数よりも上昇率が高かったです。株価暴落での下落率は、S&P500種指数よりも低かったです。それでもiFreeレバレッジNASDAQ100の最高値からの下落率はマイナス50.4%にもなりました。

iFreeレバレッジS&P500の売れ行き

次はiFreeレバレッジS&P500の設定来の資金流出入額の累計の推移です。右端に余白を追加しています。

長らく不人気でしたが、2020年になってから急増します。そして、株価暴落開始後さらに買われています。純資産総額は13.8億円です。

iFreeレバレッジS&P500の設定来の資金流出入額の累計の推移グラフ

株価暴落開始後の資金流入額は8億円でした。全体のほぼ2/3が株価暴落開始後に買われたことになります。

次はiFree S&P500の設定来の資金流出入額の累計の推移です。

iFree S&P500の設定来の資金流出入額の累計の推移グラフ

iFree S&P500はスリム米国株式(S&P500)やSBIバンガードS&P500のような人気を獲得できなかった、不運な商品です。それでも最近は資金流入額を増やしています。純資産総額は99.2億円ですが、スリム米国株式は781億円と、残酷なほど差が開いています。

iFreeレバレッジNASDAQ100の売れ行き

次はiFreeレバレッジNASDAQ100の設定来の資金流出入額の累計の推移です。右端に余白を追加しています。

長らく不人気でしたが、2020年になってから急増します。iFreeレバレッジS&P500より多く買われています。純資産総額は36.8億円です。

iFreeレバレッジNASDAQ100の設定来の資金流出入額の累計の推移グラフ

2019年までの低迷が嘘みたいです。株価暴落開始後の資金流入額は13.7億円でした。でもグラフから分かる通り、時々売却されています。それが短期売買の利益確定のためか、ビビって狼狽売りしたのかは分かりません。

次はiFree NEXT NASDAQ100の設定来の資金流出入額の累計の推移です。

iFree NEXT NASDAQ100の設定来の資金流出入額の累計の推移グラフ

レバレッジのかかっていない、本家も人気急上昇中です。凄いですね。でも純資産総額は25.4億円で、レバレッジ版に抜かれてしまいました。

暴落に耐えて買い持ちしましょう

株価暴落のゆくえは誰にも分かりませんが、2番底を試す展開は十分ありえます。そうなるとレバレッジをかけている分、含み益の減り具合(含み損の増え具合)が大きくなります。メンタルが試される局面になるかも知れませんが、耐えて買い持ちを続けることです。どちらも原資産は十分に分散されたもので、米国株式の未来を信じるならいずれ上昇します。大きなリターンは、含み損に耐えて買い持ちできた人だけが手にできるのです。

心臓に毛が生えている人には、どちらも手頃な商品だと思います。

ちなみに僕は、S&P500種指数がゲロゲロに下がった後、明らかに上昇傾向に転じたら買ってみたい誘惑に駆られると予測していましたが、実際にはなっていません。まだゲロゲロには下がっていないですからね。それに、売りどきが難しいのでやっぱり手を出さないような気もしています。

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