新興国株式

【悲報】たわら新興国株式が盛大に下方乖離を起こしています

2020年2月21日から始まった株価急落は、後に◯◯◯ショックと呼ばれる「暴落」に変わりました。その急激な下落の度合いは過去の記録を塗り替えるものだったようです。

株価がそれだけ激しく変動すると、ベンチマークを守れないインデックスファンドが出てきてもなんら不思議ではありません。普通ではないことが起きているので、この状況で無視できるような乖離なら、指摘しない方が適切でしょう。

でも、残念ながら、たわら新興国株式は見過ごせないレベルの下方乖離を起こしています。

比較方法

MSCIエマージング・マーケット・インデックスをベンチマークにしているインデックスファンドのリターン比較を行います。比較期間は2019年7月1日から2020年3月27日です。着目して欲しいのは、暴落が始まった2020年2月21日以降です。

ベンチマークに忠実かどうかは、多数決で判断します。よって、実はたわら新興国株式だけがベンチマークに忠実で、他はすべてそうでない、という可能性もゼロではありません。それでもブログのタイトル含めて、たわら新興国株式が下方乖離を起こしたと断定しているのは、そうとしか考えられないからです。

スリム新興国株式とニッセイ新興国株式のリターン比較

次はスリム新興国株式とニッセイ新興国株式のリターン比較です。暴落が始まってからを黄色に塗っています。

スリム新興国株式とニッセイ新興国株式のリターン比較グラフ

青のラインはリターン差で、スリム新興国株式ーニッセイ新興国株式です。暴落開始後、変動が大きくなっていますが、これぐらいなら問題視すべきでないと考えています。これがMSCIコクサイ(先進国株式)ならそう言い切れませんが、これは新興国株式です。そもそも問題を起こしやすいアセットクラスです。

スリム新興国株式とFunds-i 新興国株式のリターン比較

次はスリム新興国株式とFunds-i 新興国株式のリターン比較です

スリム新興国株式とFunds-i 新興国株式のリターン比較グラフ

変動は似たようなものです。

Funds-i 新興国株式とニッセイ新興国株式のリターン比較

次はFunds-i 新興国株式とニッセイ新興国株式のリターン比較です。

Funds-i 新興国株式とニッセイ新興国株式のリターン比較グラフ

変動は似たようなものです。

スリム新興国株式とたわら新興国株式のリターン比較

次はスリム新興国株式とたわら新興国株式のリターン比較です。

スリム新興国株式とたわら新興国株式のリターン比較グラフ

青のラインはスリム新興国株式ーたわら新興国株式です。暴落開始後、青のラインは跳ね上がっています。たわら新興国株式は、1.5%程度上方乖離を起こしていると言っても怒られないでしょう。

ニッセイ新興国株式とたわら新興国株式のリターン比較

次はニッセイ新興国株式とたわら新興国株式のリターン比較です。

ニッセイ新興国株式とたわら新興国株式のリターン比較グラフ

たわら新興国株式は盛大に下方乖離を起こしています。

Funds-i 新興国株式とたわら新興国株式のリターン比較

次はFunds-i 新興国株式とたわら新興国株式のリターン比較です。

もう十分かも知れませんが、もう少し続けます。

ステートストリート新興国株式とたわら新興国株式のリターン比較

ステートストリート新興国株式とたわら新興国株式のリターン比較グラフ

SMT新興国株式とたわら新興国株式のリターン比較

SMT新興国株式とたわら新興国株式のリターン比較グラフ

Smart-i 新興国株式とたわら新興国株式のリターン比較

Smart-i 新興国株式は他の商品より、ベンチマークへの忠実度が低いようです。

ランキングにも表れています

当然ですが、たわら新興国株式の利益率は他の競合商品より悪く、それはランキングにも表れています。次は昨日の記事からの抜粋です。

利益率が低いランキングからの抜粋

新興国株式インデックスで、たわら新興国株式は頭ひとつ抜けて(利益率が)悪いです。

なお、2位のiFree 新興国株式を無視するのか?と思われる方もいるでしょうが、iFree 新興国株式はベンチマークがFTSE RAFIエマージングインデックスなので、比較対象外です。

たわら新興国株式の受益者には不運でした

今回の暴落のような状況だと、特に新興国株式では、どのファンドだって乖離を起こしておかしくないものと推測します。たわら新興国株式は盛大にやらかしてしまい、こうやって取り上げられてしまいました。でも、たわら新興国株式の受益者から見れば、1.5%程度のリターンを失ったことになるわけで、不運でしたで済ませて欲しくはないでしょうね。

たわら新興国株式の2月分の月次レポートには、この下方乖離についての言及はありませんでした。3月の月次レポートでは、言及して欲しいものです。

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