Yahoo! JAPANの画面に、三井住友銀行のインターネットバンキングにログインするだけで100Tポイントもらえるとあったので、嘘っぽいと思いながらもクリックしました。どうも本当にそのようでした。
手順も簡単そうです。
よくこういう広告には他にめんどくさいことをしないと条件を満たさない、その条件を最初に提示しない、釣り的なものがありますが、これは違いました。僕はエントリーしてログインしただけですが、何も要求されませんでした。これで1ヶ月後に100Tポイントもらえます。
対象者限定だけど
対象者は限定されているようです。このキャンペーンの説明文にはこうあります。
三井住友銀行より本キャンペーンのご案内(Yahoo!ダイレクトオファーもしくはバナー)を受け取り、対象期間中にこのページの「エントリーする」ボタンを押して、対象期間中に以下いずれかの方法でSMBCダイレクトにログインいただいた方...
確かに、僕はこのキャンペーンの案内をYahoo! JAPANの画面に表示された広告で知りました。僕は三井住友銀行に口座を持っていますし、SMBCダイレクトの利用者ですが、でもどうしてそれをYahoo! JAPANは知っているのでしょうか。三井住友銀行がYahoo! JAPANに情報を提供した?でも何を教えれば僕のYahoo! JAPANのIDとSMBCダイレクトの利用者であることを紐付けられるのでしょうか。
ちょっと気持ち悪いですが、でもそれぐらいのことは普通に行われていて、きっとたくさんあるポイント付与とか還元とかプレゼントとかそういうものをもらっている代償として個人情報を提供してしまっているのでしょう。
昔は店頭で現金で支払う客が上客でしたが、今は個人属性を収集できるクレジットカードや電子マネーでの決済をする客の方が歓迎されそうな世の中です。(店舗としては決済手数料分だけ売上が減るので現金の方が嬉しいですかね。)今どき現金で払うのは情弱かクレヒスブラックかと、そうではないのにそう思われたりしかねません。
もらえるのは期間固定ポイントのはず
キャンペーンの説明文に明記されていませんでしたが、「ポイントの有効期限については、Tポイントの有効期限についてをご確認ください。」とあるので、期間固定ポイントだと思われます。僕はTポイントをもらえる購買行動をほとんどしないので、期間固定のTポイントの有効活用はうまくできないかも知れません。もし捨てるようなら寄付します。
三井住友銀行がこのキャンペーンを実施する理由
それがわからないのです。本当かどうかは別にして先着10,000名に100Tポイントを付与するとありますから、もし三井住友銀行が1ポイントを1円でYahoo! JAPANから買うとするとそれだけで100万円、キャンペーンの広告費用でプラス数百万円はかかっているでしょう。その対価として三井住友銀行が得るものが何なのかがわかりません。確かなのは、Yahoo! JAPANのIDと三井住友銀行の口座がリンクされることですが、そもそもこの広告はそれができている人を対象にしているのではないのでしょうか。
それとも、その対象者というのは利用者の行動から推測した結果であって、このキャンペーンの利用で確実にリンクされる、そのための費用なのでしょうか。謎です。
2019年2月24日追記
100Tポイントもらえました。予想に反して通常ポイントでした。
僕はTポイントはほとんどもらう機会がないので、期間固定ポイントだとどうかなと思っていましたが、通常ポイントなのでそのまま放置しておきます。