米国株式

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資おおぶねの運用コストと評価

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資おおぶね(旧名称は農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンド)は米国株式に投資するアクティブファンドです。農林中金<パートナーズ>おおぶねグローバル(長期厳選)に似ていますが、成功報酬制ではありません。

なお、商品名が長いので、ここでは「長期厳選投資おおぶね」と略します。

長期厳選投資おおぶね

長期厳選投資おおぶねは2017年7月5日に税抜き信託報酬0.90%で設定されました。北米の株式20~30銘柄に投資する、アクティブファンドです。金融機関を選ばないと購入時に税抜き2%の手数料を徴収されます。

次は目論見書からの引用です。

組入上位銘柄一覧

組入上位業種一覧

ファンドマネージャーの運と実力で、パフォーマンスが大きく変わりそうです。

長期厳選投資おおぶねはもちろん、つみたてNISA適格ではありません。でもあと1年8ヶ月ほどすれば「指定インデックス投資信託以外」で適格申請できるはずです。

運用コスト

次は運用報告書から計算した運用コスト(トータルコスト)です。隠れコストは安いです。でもトータルコストは税込み1%を超えます。

運用報告書から計算したトータルコスト表

この高い信託報酬に見合うパフォーマンスが得られるかどうかですね。

配当金を出しています

残念ながら、長期厳選投資おおぶねは毎決算ごとに配当金を出しています。資産形成上は、配当金を出さないで無分配を貫いてくれた方が好ましいです。

リターン比較

長期厳選投資おおぶねは米国株式に投資するアクティブファンドですから、それと比較するのに相応しい対象を選びました。

iFree S&P500とのリターン比較

iFree S&P500の設定直後を避けた2017年9月15日から2020年11月20日までの比較です。

iFree S&P500とのリターン比較グラフ

赤のラインが長期厳選投資おおぶね、緑のラインがiFree S&P500です。青のラインはリターン差で、長期厳選投資おおぶねはーiFree S&P500です。

この比較期間だとS&P500種指数に投資するよりも有利でした。

iFree NYダウとのリターン比較

長期厳選投資おおぶねの設定直後を避けた2017年7月25日から2020年11月20日までの比較です。

iFree NYダウとのリターン比較グラフ

緑のラインがiFree NYダウです。青のラインは長期厳選投資おおぶねーiFree NYダウです。

コロナショックによる株価暴落前はiFree NYダウの方がリターンが高かったですが、暴落後は逆転しています。でも長期厳選投資おおぶねが圧倒的に有利ということでもないですね。

ひふみプラスとのリターン比較

長期厳選投資おおぶねの設定直後を避けた2017年7月25日から2020年11月20日までの比較です。

ひふみプラスとのリターン比較

緑のラインがひふみプラスです。青のラインは長期厳選投資おおぶねーひふみプラスです。この比較期間だと、ひふみプラスは分が悪いですね。でも、長期厳選投資おおぶねのパフォーマンスは悪くはないようです。

一般販売されています

農林中金全共連アセットマネジメントの商品は、農林中央金庫専売であることが多いのですが、長期厳選投資おおぶねは一般販売されています。現在次の金融機関が扱っています。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • 岡三証券
  • 農林中央金庫

売れ行きは

次は設定来の資金流出入額の累計の推移です。純資産総額は62.88億円あります。

設定来の資金流出入額の累計の推移グラフ

変動はありますが、資金流入が続いています。一定の人気を獲得できているようです。なお、Fund of the Year 2019で12位入賞でした。

評価:アクティブファンド好きな人にはいいかも知れません

長期厳選投資おおぶねのパフォーマンスはこれまでのところ、良好です。アクティブファンドが好き、米国株式の20から30の銘柄に投資するスタイルに好感が持てる、という人にはいいかも知れません。

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