インデックス投資

eMAXIS Slim先進国株式は暴落により激安になりました

2020年2月21日に始まった株価急落からほぼ1ヶ月が経過しました。今ではこれを暴落と呼ぶことに異論を唱える人はいないと思われます。

対象資産によって異なりますが、株式インデックスファンドは最高値から3割程度下落しています。そして、eMAXIS Slim先進国株式の受益者は全員もれなく、含み損になっています。それはeMAXIS Slim先進国株式が設定されてから、どのような買い方をしていたとしても、含み損になってしまうほど、基準価額が下がっているからです。

含み損の額が大きくなると不安を感じるでしょうが、狼狽売りなどせず、買い持ちと積立投資を継続することです。誰も保証してくれませんが、いずれ基準価額は回復し、大きなリターンをもたらしてくれます。そもそもインデックス投資を始めたのは、長期で見れば世界経済は右肩上がりで成長するから、でしたよね。そして、10年に1度ぐらいの周期で、暴落はやって来るものです。

以下、eMAXIS Slimをスリムと表記します。

急落したスリム先進国株式の基準価額

次はスリム先進国株式の設定来の基準価額の推移です。右端は2020年3月19日ですが、余白を追加しています。

スリム先進国株式の設定来の基準価額の推移グラフ

現在、設定来の最安値の水準をウロウロしています。2018年末のブラック・クリスマスより安いです。

このグラフを見て分かる通り、過去どのような買い方をしていても、平均取得価額は現在の水準より上になります。これが、スリム先進国株式の受益者は全員もれなく含み損になる理由です。

eMAXIS先進国株式の基準価額

次はeMAXIS先進国株式の、2015年年初からの基準価額の推移です。

eMAXIS先進国株式の、2015年年初からの基準価額の推移グラフ

青の水平線が現在の水準です。黄色の丸で囲ったのが2016年のチャイナ・ショックです。

次はeMAXIS先進国株式の設定来の、最高値からの下落率をプロットしたものです。

eMAXIS先進国株式の最高値からの下落率をプロットしたグラフ

2011年以来、最大の下落率です。投資家目線で言えば、間違いなくお買い得です。

暴落の様子

次は暴落が始まる前日からの、スリム先進国株式の基準価額の推移です。

暴落が始まる前日からの、スリム先進国株式の基準価額の推移グラフ

乱高下していますが、株価変動のニュースだけ聞いていたのでは、現在の水準がどのぐらいなのか認識できません。僕は最高値からの下落率を確認して、マイナス10%以上だったら追加投資をするようにしています。

追加投資のペースを上げます

追加投資を開始したのは3月2日です。追加投資する金額は、次の記事にある計算式で求めますが、まずNISA枠から埋め始めたので、意図的に増量しています。

ちょうどNISA枠を埋め終わり、これから特定口座で追加投資するところです。

が、ここで心境に変化が出てきました。

  • 最高値からマイナス30%の水準になることなど滅多に無いはず。
  • 現在の計算式は追加投資のペースを抑えているが、もうペースを上げてもいいのではないか。
  • この暴落で、予定していた1,500万円を投入してしまいたい。

疫病の感染拡大がいつ終息するかは不透明だし、その後株価の低迷が長引くのか、経済より先に株価が回復するのかも正確な予測は不可能です。

では、次のどちらが「より残念」でしょうか。

  • 現在の追加投資のペースのままで、1,500万円を投資し切れなかった。
  • 追加投資のペースを上げなかった方が、平均取得価額を下げられた。

現在の追加投資のペースのままだと、株価の回復が早かった場合、1,500万円を投資し切れない可能性があります。一方、追加投資ペースを上げたので、1,500万円は使い切れたけど、株価の回復が遅く、結果的にペースを変えなかった方が1,500万円を使い切った上で、平均取得価額も下げられた、となるかも知れません。

僕は、1,500万円を投資し切れない方を、より残念に思うと判断しました。そこで、しばらくペースを上げることにします。1,000万円ぐらいまでは1.5倍から2倍に増やします。その後は1倍に戻します。

必ずしも語られない真実

投資経験の長いブロガーでも、次の真実を語る人とそうでない人に分かれます。

含み益が大きいのは、暴落時に仕込めたからである。

過去の基準価額の推移、積立投資シミュレーション結果から、投資期間の割に含み益が大きい場合は、まず暴落時に追加投資しているはず、ということが分かっています。暴落時に追加投資することを話題にするのに、抵抗感があるからかも知れません。あるいは、普段、積立投資による時間分散?を推奨している手前、暴落時の追加投資の効果に触れたくないのかも知れません。

僕は、不謹慎に聞こえるとしても、今回の暴落は千載一遇のチャンスであり、年齢が高いこともあって、ここで後悔しないだけ資金投入しておきたいです。そして、どこまで下がるかは分からないものの、3割引の現在だってものすごく安いです。こんなに安く買えるチャンスは、僕の人生でこれが最後かも知れません。

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